そうだ、iPhoneで映画を撮ろう。(小川浩)
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デル・トロ監督初のTVシリーズ『ストレイン』から学ぶ・・ネーミングはマーケティングの最初のステップ。(小川浩)
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すべてはiTunesから始まった。~コンテンツ流通の劇的変化(小川浩)
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日本進出を発表したメディテク企業BuzzFeedの衝撃(小川浩)
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すべてのコンテンツ制作者が考えなければならない分散型メディア論(配信戦略)(小川浩)
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セミナー「いま、あなたの企業がオウンドメディアを始める理由」簡易報告(小川浩)
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技術立国であることを誇りに!YAMAHA YZF-R1/R1M @ 人とくるまのテクノロジー展(小川浩)
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コンテンツマーケティング時代になぜオウンドメディアが必要なのか。(小川浩)
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インターネットの先祖返りともいえるキュレーションメディア(小川 浩)
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インターネットのナビゲーターとして、まだ不慣れな多くのネットユーザーにおもしろいコンテンツを紹介する役割を担った。今ではキュレーターとよばれているが、当時はサーファーと呼ばれていた。
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メディア革命を率先するプラティシャーモデルとは?(小川 浩)
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世界的にメディア革命が起きている。中でもプラティシャーと呼ばれる、メディアであると同時に、そのCMSをサービスとして一般に公開するという過激な変化にトライする企業が増えてきていることに僕は注目している。

そもそも旧来のメディアは、訓練を受けた記者(コンテンツを集める人)と編集者(コンテンツを選りすぐる人)たちによる、閉ざされた空間であったはずだ。それが一般の消費者にでも門戸を開けることは、非常に大きな変化である。

世の中の傾向として、プリントからデジタルへの変遷やPCからモバイルへの変遷が挙げられる。さらにデジタルメディアの中にあっても、検索エンジンに大きく依存したWebサイトは失速し、ソーシャルメディアからの支持を受けるWebサイトが伸張するという変化が起きている。

その背景にあるものが、ソーシャルストリームだ。ソーシャル化とモバイル化によって、我々が時間の変化に伴い、位置を変えつつ情報をアップロードするようになり、人間関係と位置情報に大きく影響を受けながら情報は時系列に流れている。その流れこそが、ソーシャルストリームである。

一般のユーザーはソーシャルストリームに流れてくる情報を受動的に眺め、偶発的に自分の好みに合った情報のリンクをクリックするようになっている。いまやトラフィックの主役は検索ではなく、ソーシャル上で偶発するセレンディピティ(なにかを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能をさす)なのである。

このソーシャルストリームによって、前述のようなメディアの変化が起きているわけだが、メディア自身が目指す最新のトレンドとして、注目されているのがほかならぬプラティシャーだ。
プラティシャーとは、プラットフォームとパブリッシャーの両方の性質を兼ね備えた事業者のことである。

Webサイトの構築・公開・更新機能(CMSと呼ぶこともできる)を自社の社員や関係者にのみ提供するのは、通常のメディア企業(パブリッシャー)である。クライアントのWebサイトを構築して運営を代行するSIerなどの委託企業も同じだ。

つまり、プラットフォームではない。プラットフォームは特定の相手ではなく、広く無条件に自社の機能(CMS)を公開して利用させる。

この意味でいえばアメーバブログやライブドア、FC2などのブログプラットフォームは、プラットフォームであることはまちがいないし、さらに自社CMS上で制作した自社メディアを使って広告ビジネスを行っている。その意味ではパブリッシャーであると言って差し支えないだろう。

とはいえ、Mediumのような最新型のプラティシャーモデルとなにかが違うと感じるのはなぜか。それは、明確な「編集」への意思であると僕は考える。アメーバブログにしてもライブドアにしても、オープンなプラットフォームを使って書き手を集め、広告媒体としてのメディアをつくり上げているが、コンテンツの質に対する担保は各ブロガーに委ねられている。

MediumやGawkerといった代表的なプラティシャー企業は、テーマの選定とコンテンツの品質保持に対して強い意思があり、方向性をもっている。実際にMediumは優秀な編集者を集めて、良質なコンテンツの制作に多大なコストを負担している。

つまり、従来のブログプラットフォームたちがメディア的要素をもち、一見してプラティシャーモデルと見分けがつかないものの、彼らが結果的に集積したコンテンツをメディア化しているのに対して、いま台頭してきているプラティシャーたちは意識してコンテンツを集約している。集積と集約は違う、後者には明らかな編集者としての意思がある。

さらにもうひとつ、著しい変化があるのは、UIに対するプラットフォーム側からの強い関与だ。従来のブログプラットフォームは、個々のブログの制作者・運営者の嗜好に合わせたコンテンツの書き方、表示の仕方を許しており、オープンプラットフォームだからこその自由があったが、Mediumなどの新興企業は表現方法における書き手の自由度を著しく下げている。

これは一見サービスとしての欠陥のようにも受け取られがちだが、投稿できる写真の大きさやフォントサイズ、カラーなどの変更は、ほぼできないといっていいくらい制限されている。どういうことかというと、Mediumら新興のプラティシャーは、メディアとして読み手を強く優遇し、(特にモバイルで)もっとも読みやすいコンテンツの表示形式を設定して変更できないようにしている。読み手にとって最大公約数的に最適化された表現方式を指定し、その表現方式に即したエディタを書き手に提供しているのである。

コンテンツだけでなく、見栄え・読みやすさに対しても強く関与することで、プラティシャーはみずからをメディアとして成立させようとする。この強い意思と、それを実現するためのテクノロジーこそがプラティシャーの条件であるのではないか。

アメーバブログらブログプラットフォームが、自由度の高いCMSを提供することで、書き手がなんでもできる状況をつくったことで、読み手にとって不都合な表示をもつブログメディアが増えた。これに対してプラティシャー企業たちは書き手の自由を制限し、読み手にとって最適化された表現方式を書き手に押し付けることで、メディアの品質を高めるのだ。

もちろん、書き手にはその自由の制限を不都合に感じさせない。今まで以上に書きやすい、という良さを担保することで、不自由さを積極的に受け入れさせる。

このあたりの感覚と手際は、Apple製品を彷彿させる。バッテリーの交換もできないApple製品に対して文句を言うユーザーも少なくないが、多くのクリエイティブなユーザーをAppleは引きつけることに成功している。機能を削り、ユーザーの自由を削ぐことでAppleは高い品質を保ってきたからだ。

まとめよう。多くのプラティシャーは読み手に最適なメディアをつくるために、あえて自社のCMSの機能を制限している。その代わり書きやすさ、更新しやすさを優先した開発を行っている。

テクノロジー面でも編集というソフト面でも、メディアづくりに対して強い意思と方向性をもっている。これが真にプラティシャーと呼ぶための条件であると考えている。

キュレーションメディアが生き残るためのネイティブアド(運用には注意)(小川 浩)
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最近、旅ラボ(http://tabi-labo.com/)が無断で海外メディアの記事を翻訳して、かつ引用元を紹介せずに使っていたことで炎上した。非常にグレーなビジネスモデルの上に成立している。 続きを読む

GoogleがSEOマーケティングを殺し、Facebookがソーシャルメディアマーケティングを殺す?(小川 浩)
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Googleは無意味に被リンク数を増やしているWebサイトを、スパムサイトとして罰する方針を打ち出し、実際に実行した。Facebookがプラットフォームポリシーを変更した意図も、Googleと同じだ。 続きを読む

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