HRC | MotoGP | ダニ・ペドロサ選手の手術が無事に成功ロードレース世界選手権MotoGPクラスにRepsol Honda Teamから参戦中のダニ・ペドロサ選手は、「腕上がり」の症状を改善するため、本日、スペイン・マドリードで「iQtra先進医療センター」のメディカルダイレクターを務める整形外科医、アンヘル・ウィラマー医師による手術を受け、無事成功しました。www.honda.co.jpよかった!ダニ・ペドロサが腕上がりと呼ばれる右腕の故障の手術 を行い、無事に成功したとこが伝えられています。腕上がり(Arm Pump)とは「慢性労作性コンパートメント症候群(chronic exertional compartment syndrome : CECS)」と呼ばれ、簡単に言うと特定の筋肉を酷使しすぎて、常に腫れてしまっているようなものです。今後数週間、ペドロサ選手はウィラマー医師のもとへ通院して検査を受けるとともに、理学療法プログラムに臨みます。全治は4~6週間の見込みですが、ウィラマー医師が術後の効果を確認するまで、レースへの復帰時期は未定です。www.honda.co.jpアンヘル・ウィラマー医師「手術は局所麻酔を施し、2時間をかけて行いました。顕微鏡技術により超小型レンズを用いて行ったため、難易度の高い手術でした。筋膜を確認したところ肥大化が認められ、切開して圧力から解放する必要があり、前腕部から除去しました。この肥大化が筋膜内で筋肉を充血させ、前腕部内の圧力が高まることによって酸欠状態が起こり、ライディング時の痛みを引き起こしていました。今後数週間は経過観察を行い、この手術の成果があるかを見極めていきます」www.honda.co.jp代役の青木選手には頑張ってもらいたいですが、ペドロサの一刻も早い復帰も心からお待ちしています!