本気〜!モンキー!4気筒!!

1960年代のデビュー以来、本来のユーザー層であるキッズたちだけでなく、大人たちまで夢中にさせているのがホンダモンキーシリーズです。スーパーカブ系4ストローク水平50cc単気筒を、小さなボディに搭載。カスタムパーツがふんだんに用意されているので、改造する楽しみがほぼ無限にあることが大きな魅力です。
スペシャルパーツ武川などのカスタムパーツを予算を気にせずにガンガン組んでいけば、DOHCやデスモヘッドのスペシャルモンキーが作れます。しかし、ここに紹介するモンキーのような、125cc4気筒はさすがに無理です(笑)。
その姿と排気音のギャップを楽しんでください。
モンキーの車体サイズと、4気筒エンジンのサイズのバランスも絶妙です。
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この4気筒モンキーを製作したのは、ディーター・ハルトマン-ヴィルトヴァインさん。まるで模型のような4気筒エンジンですが、ちゃんと人を載せてしっかり走ります。
車椅子の上で笑顔を見せるのが、製作者のディーターさんです。後ろは奥様のペトラさん、そして右は息子のファビアンさんです。
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自作の4気筒シリンダーが、オリジナルモンキーのクランクケースにつながる構造です。
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動弁方式はOHCで、カムシャフト駆動はコグドベルトによるもの。ポートの小ささに注目してください。
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Vierzylinder-Monkey
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こちらのムービーでは、ディーターさんの4気筒の走行シーンを見ることができます。遠目にはフツーのモンキーなのに、サウンドはまるで1960年代のグランプリロードレーサー、ホンダRC4気筒のようなので、そのギャップに思わず笑みがこぼれてしまいます。いやいや、世の中には面白いモーターサイクルを作る人がいるものですね〜。

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*REVOLVER dino network 投稿 | 編集