f1.2 50mm
シャッター速度 1/500
ISO 100
たいていの男は機械が好きだと思うんだ。とはいえ、僕が夢中になってきたクルマとバイクは最近の20代にはあまり興味の湧く対象ではないらしい。なぜかな。
クルマにしてもバイクにしても高価な買い物だが、300馬力あろうが400馬力あろうが、日常的に使いきれるということはない。メーターが320キロまで刻んであっても、その領域に公道で入り込む機会は、日本国内であればほぼにないと言える。
つまり、高価で高性能な機械を買っても、その性能を限界まで引き出すチャンスは僕たちにはなかなかないわけだ。
その点カメラはいいね。最高級な機材とレンズを手に入れたとして、その性能の限界を知ることができないのは自分たちの腕のせいだけだ。カメラであれば、頑張ればポテンシャルをフルに使い込むことができるのだ。
クルマ好きにはカメラ好きが多い。その理由は実はこんなところにあるのではないだろうか。