自然界にはまっすぐな線や、四角いモノはあまり存在しない。僕たちが目にするこれらのオブジェクトは、たいていは人間の手によって生み出されたものだ。
だけどよく見ると、自然の中にも黄金長方形というのがあって、フィジカルな形としての線は見えないものの、非常に論理的というか定型的な四角い形が存在する、
(黄金長方形とは、辺の比が黄金比、すなわち1:1.618の長方形である。日本で用いられる名刺はこの長方形に近い形状ををしている。 黄金長方形から最大の正方形を除くと、残った長方形がまた黄金長方形の比率になり、そこからまた最大の正方形を除くと、永遠に相似な図形ができていく-Wikipedia)
つまり永遠に続く渦=回転と、長方形、それを作る直線が自然の中に共存している。
なにがいいたいかというと、僕たちが必死になって生み出そうとしているモノの多くは、自然の中に隠された真理の再発見の成果であり。だからこそより謙虚な視線を自分が置かれた環境へと向ける必要がある、ということだ。