GRには、モノクロはもちろん、ハイキーやブリーチなど、いくつかのフィルターが用意されていて、あまり手間をかけずにいろいろな味わいを試すことが出来る。(Instagramがブレイクしたのも、このフィルターの豊富さだった)
また、GRのレンズは、人によって印象は違うだろうが、僕には被写体を妙に生々しく映し出す感じがする。
ズームがない単焦点レンズだから、見たままを撮るしかなくて、被写体を大きく撮ろうと思えば近づくしかないし、広く多くのモノを映し出そうと思えば、距離を置くしかない。
ちなみに、一眼レフ(SLR=英語ではSingle Lens Reflex)はキヤノンのEOS 5D Mark IIIを使っているが、日々持ち歩くことはないのでなかなかスナップには使わない。レンズは数本用意してあるが使うのはズーム付きの望遠(100 - 300mm)か、100mmの単焦点、50mmの単焦点のどれかになる。僕は素直なので、ポートレイトには友人に勧められた100mmを使う。100mmだと、広角の50mmレンズやGRの28mm(35ミリ判換算)に比べると被写体にそれほど近づかなくても上半身だけを収めやすいので、狭い場所での撮影には都合がいい。
今の僕の(テーマの)被写体はたいてい男性、しかもR30-35なので、あまり距離を詰めると互いに照れるのだw。