『世界最速のインディアン』というバイク乗りにとってはたまらない映画がある。
時代遅れのバイク(インディアンという、ハーレー以前に米国で人気があったメーカー)をこよなく愛する初老のバイク乗りが、米国のボンヌヴィルソルトフラッツで行なわれる世界最速を決めるイベント「スピードウィーク」に挑戦するという実話を描いている。
劇中、主人公はなぜそんな危険な挑戦をするのか、と周囲には心配され、若者にはバカにされるのだが、彼は冒険しない人生は、挑戦しない人生は生きている意味がない、なにもせずにただ生きているならキャベツと一緒だよ、と嗤う。
結局年齢や性別や生まれは関係なく、意志を持って立つかどうか。挑戦をするかしないのか、どっちなんだ、と自分を追いつめる。それが最も重要なことだし、それ以外はどうでもいいことなのだ。
あ、とはいえ、映画でも(実話のほうも)最後はスカッとした結果を出してくれます。
そう、挑戦する姿勢が大事とはいいつつも、やっぱ挑戦するなら勝たないとねw