ゴルゴ13は護身用としてはリボルバーを愛用している。
リボルバーは時代遅れだが、万が一ミスファイア(不発弾)を起こしたときのリカバリーがオートマチックよりコンマ数秒速い。弾数より万一のときの安心を評価しているわけだ。
僕が自分の会社とサービス名をRevolverとしているのも、そういう安心感を与えられるようになることを願っているからだ。
話は変わるが、カメラで撮影することも銃を撃つことも、Shoot と言う。
近距離用には拳銃、遠距離にはライフルを使う。カメラの場合も、近距離=スナップショットで使うカメラと、かっちり狙って正確に撮るカメラは違う。
射撃風に言うと、スナップ(近距離)とスナイプ(遠距離)で使う道具が変わる。
僕の場合、スナップにはGR、スナイプにはEOS 5D Mark III を使う。
ちなみに超接近戦では拳銃よりナイフだ。僕の場合なら、GRを出す余裕がないときはiPhoneのカメラになる。
ケースバイケースで使う道具を変える、たとえ特定の道具を偏愛していたとしてもだ。最重要なことはターゲットを仕留めることだ。最後に均一な彩りと露出を表現された写真として印刷し、作品として仕上げることだ。