http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/40088/
オンラインメディアの動向調査で定評あるブログメディア「メディアパブ」の2015年2月12日の記事(http://zen.seesaa.net/article/413904422.html)によると、バイラルメディア、もしくはキュレーションメディアとよばれるデジタルメディアに集まったベンチャーキャピタル(VC)の資金は「昨年(2014年)は世界で少なくとも6億8300万ドルに達したようだ。一昨年の2億7700万ドルに比べ、2倍以上もニュースサイトなどに資金が注入された」(メディア・パブ)という。
出資額の大きさでは比べようがないものの、日本国内においても、これらの新興メディア企業への期待値は高まっている。
2014年10月には、KDDIが生活情報サイトのnanapi(http://nanapi.jp/)を買収(買収額は非公開だが、30~40億円ではないかとの推測がインターネット上で飛び交っている)した。
さらに2014年10月にはディー・エヌ・エー(DeNA)が、住まい・インテリア情報サイトのiemo(http://iemo.jp/)とファッション情報サイトのMERY(http://mery.jp/)を総額50億円という巨資を投じて買収した。
2015年に入っても、DeNAが学生・読モ情報サイトの4meee!(http://4meee.com/)などを運営するロケットベンチャーを6億円で買収したように、先行してIPOをはたして次のトラフィックマシンを必要とするインターネット企業が新興メディア企業を買う、という図式はしばらく続きそうである。
女性向けファッション、住まい情報など、比較的参入障壁が低そうな領域での買収が続いたので、いまからメディアを立ち上げて二匹目、三匹目のドジョウを狙うベンチャーは、参入するべき新しい領域を血なまこで探している状況だろう。
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