例年であれば、冬の終わりを情けないほどに寂しく思うのであるが、今年は違う。
やはりオートバイ乗りとしては、春が待ち遠しい。真夏でさえも、それはそれ。暑さには苦しんでも、身軽に出かけられる喜びは代え難いものなのだ。
少し前まで、わずか200ccのベスパに乗っていた。ベスパでは時速100kmを超える走行は滅多にしないし、それほど遠出もしないので、結局防寒にそれほど気を使うことない。
しかし、やはり750ccのマシンもなれば、風圧は半端ないし、航続距離も違う。
タバコ嫌いな僕だが、好きな女性がスモーカーなら苦もなく合わせられるし、大切なバイクと
出かけられるとなれば暑い季節が大嫌いでも、甘んじて受け入れられる。
人間とはなんとも身勝手なものである。