dino。

このネーミングは、digital interactive networking objects、の頭文字をとったものだ。
デジタルで双方向性があってネットワーク化されたオブジェクト。つまり、オンラインでさまざまなデバイス上でやりとりされるコンテンツのことを指している。

いまやコンテンツは、アンバンドルされている。特定のデバイスでしかみられないということもないし、特定のサイトでしか読めない、ということはない。いい例がYouTubeで、YouTube上にアップされた動画コンテンツは、YouTube.comでも観られるし、YouTubeのアプリでも観られる。そしてFacebook上でも観られるし、このdino上でだって楽しむことができる。
同じように僕がいまdinoで作ったコンテンツを読んでいる人は、必ずしもhiro.dino.vcというサイトで読んでいるとは限らない。Facebook上で読んでいるかもしれないし、dinoのポータルであるdino.network上で読んでいるかもしれない。PCやMacで読んでいるかもしれないし、iPhoneで読んでいるかもしれない。

コンテンツはいまや作られた瞬間に作り手の手を離れるし、特定のメディアやデバイスにも縛られない。作られたそばから束縛を逃れ、自由になるのだ。

dino には二つの側面があって、一つは自由に綺麗なコンテンツを生成できる、シンプルかつ強力なエディターであること。もう一つは、作られたコンテンツそのものであり、それらを束ねて流通させるためのプラットフォームもあること、だ。
dinoを使うと、自分自身のBlogに似て、自分だけのWebサイトを持てる。それは自分のコンテンツをためておくためのコンテナだ。
同時に、そのコンテンツはdino.network上でも配信され、多くの人の目に触れるチャンスを得る。そこで得た読者がソーシャル上にシェアしてくれれば、FacebookやTwitter上にもそのコンテンツは流れていく。

僕たちが担保しなければならないことは、誰でも簡単に、美しいHTMLで、OGPに対応し、SEO的にも正しいコンテンツを作るための手伝いをすることで、それはdinoのエディターが実現している。デスクトップでもスマホでも、誰もが簡単に綺麗なコンテンツを生成できる。

そして、そのコンテンツがよりたくさんの読者を得る支援をしたい。逆に言えば、なるべく多くのトラフィックをdinoのユーザーにお送りすることで、より多くのコンテンツをdinoも集約していくことになる。その意味で我々は、dinoをソーシャルコンテンツネットワークにしていきたいと思っているのである。

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集