ホンダF1初号機の、幻の動画が発見される!

朝日新聞デジタルに、ビックリするニュースが掲載されていました。ナント! ホンダが4輪F1に挑戦するために開発したRA270(1963年完成)の走行シーンを収めた動画が発見されたそうです。
あまりに有名な本田宗一郎氏とRA270の写真。金色の車体がその特徴です。
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そこには中村氏、藤沢氏の姿も・・・。
発見された動画の撮影日は1964年2月18日と推定されており、RA270のステアリングを握るのは初代F1監督となった中村良夫氏です。当初ホンダとパートナーを組む予定だった英ロータスから、契約をしない旨を伝えられて間もないころの鈴鹿サーキットでのテスト光景でした。
12本のエキゾーストがずらりと並ぶ迫力あるRA270のリアビュー。
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横置きV12気筒というユニークなレイアウトを持つRA270。排気量は1495 ccで、Vバンク角度は60度でした。
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動画の中では、本田宗一郎氏のほか、本田氏の右腕として経営に辣腕を振るった藤沢武夫氏の姿も見ることができます。音がないので、F1初の"ホンダサウンド"を聞くことができないのは残念ですが、実戦投入されることなく解体され、すでにこの世に存在しないRA270の走る姿を映像で見ることができるのは、非常にありがたいことだとおもいます。
ホンダF1の原点ここに 第1号マシンの秘蔵映像発見:朝日新聞デジタル
自動車レースの最高峰F1に参戦するため、ホンダが初めて製作した第1号マシン「RA270」のテスト走行の秘蔵映像が、半世紀を経て見つかった。車体は解体され、映像の存在も伝えられていなかった。創業者の本...
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