友人とともに愛車のランチアで峠に出た”俺”たちの、前方を走る一台の車。早く抜けと煽る助手席の友人を尻目に、”俺”はゆっくりとその車の後を追う。いつまでもこの道が続いてくれればいいのに、夢から覚めたくないような思いで俺はランチアを走らせ、その車の魅惑的な尻を堪能するのだ。 ...