俯瞰。鳥瞰ともいう。高い位置に心を置いて、広く立体的に物事を見る。いや、観る。
遠くを見る、未来を観るのとは少し違って、現時点での自分の位置を軸に広く周辺を見て、その関係性を意識しながら観る。カメラを操るように世の中を見ようと思うと、ついつい一点にフォーカスしてシーンを切り取ることばかり考えがちだが、時として俯瞰して、なんとなくでよいから全体を捉えて事象の位置関係を把握し、理解しようと考えることも必要である。