この写真は、青山一丁目にあるオブジェクトで、たまにボールをころがすパフォーマンスを見せてくれる、動的なアートだ。メカニカルで面白いが、僕たちが作るサービスや製品=プロダクトはアーティスティックではあってもアートではないから、むき出しの中身を見せることはない。どう動いているのかはブラックボックスでいい。
しかしながら、本当に優れたプロダクトは、その中身、裏側を見られてもなんら問題がないくらいに美しくあるべきだし、たいていのマスターピースはそういうものだ。