薄曇りの合間から覗く太陽は、ほんの少しでもチャンスがあるならば、それを捉えてみせるという意志の象徴だと思える。
2015年1月現在、リボルバーの常勤社員は僕を入れて6名。社名通りならば、弾は十分に装填されたということになるw。あとは十分に的を狙って引き金を絞るだけだ。
僕はテックベンチャーである限り、二つのフローを重要視する必要があると常々思っている。それはキャッシュフローとテックフローだ。キャッシュフローに関しては説明はいらないだろう。世界中の経営者は、キャッシュフローをポジティブにすることを念願として経営にあたっている。
同時に僕たちテックベンチャーが重視すべきなのは、テックフローだ。テックフローとは、自社で作り上げたサービスやプロダクトがお金を生み始めることだ。受託の場合、お金を得るために物を作り、またお金を払ってくれるクライアントを探してから物を作る、その繰り返しだが、それでは常にテックフローは赤字のままだ。テックフローを黒字にするには、自社で作り上げたサービスやプロダクトが売れることが肝心だ。つまり、作ったモノがお金を生む。それがテックフローであり、そのお金がコストを上回っていくことがテックフローがポジティブになるということである。
キャッシュフローをポジティブにしようと必死になることで、受託に走るベンチャーは多いが、それではいつまでたってもテックフローはポジティブにならない。それでは結局スケールしない。
僕たちリボルバーはテックベンチャーとして、テックフローをポジティブにすることをまず目指し、その結果としてキャッシュフローをポジティブにする。そうすれば自然とスケールする。
従って、2015年の目標は、テックフローをポジティブにすること、である。そのために、必要な努力を2014年にしてきたつもりだ。
僕たちはRevolverというオウンドメディア構築プラットフォームを開発してきた。同時にRevolver上にDinoという新しいメディアを創ることを目指している。2015年は、RevolverおよびDinoによるテックフローを最大化する。そのためにはどんな労苦も惜しまないだろう。
どんな局面でも全開に。常に右手はスロットルを振り絞る。ワイドオープンに、開けて開けて開けまくる。