プラティシャーカンパニー Medium
米国メディアのPC Magazineが伝えたところによると、長文ジャーナリズムプラットフォームのMediumが、限定的にメディアごとのドメインマッピングを認めるテストを開始したとのこと。
Mediumは、コンテンツ生成のCMSをフリーで提供するプラットフォームという側面と、自社で制作したコンテンツを使ったメディア運営をするパブリッシャーという側面の両方を備えている。これをプラティシャーと呼んだりするが、その代表例として挙げられることが多い。
Twitter共同創業者のひとり、エヴァン・ウィリアムズ が 設立したこの企業は、非常にシンプルかつエレガントな投稿ツールを一般公開してきた。誰でも簡単にコンテンツを配信できるサービスで、Twitterよりも長いテキストが書けて、ブログよりも簡単に更新できるという意味で、Twitterとブログの中間点(medium)に位置する。だから社名がMediumなわけだが、いまではプラットフォームとメディアの中間だからMediumである、という見方が強まってきている。
和製Medium? 米製dino? (笑)
Mediumは多くの優秀な編集者や記者を集めて、独自のメディアを作ると同時に、クライアントに自社のプラットフォームを提供して、企業がオウンドメディアを作る支援をしてきた。ただし、そのメディアはすべてmedium.comドメイン上に置かれてきた。
今回のメディアごとのドメインマッピングを許可する方針は、果たして全体へと波及するだろうか。そうなれば、僕たちが提供しているdino networkに限りなく接近したサービスになるということになる・・・。
ところで、dinoのエディター、明日から新しくなるのだが、その動きは実はMediumの新しいエディターに似ている。これも偶然と思うかどうかは、ユーザーの印象にお任せしたいw
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