僕は基本的に宵っ張りなんで、明日の朝相当に早起きだろうとも、すぐには寝られず、ついつい仕事をしてしまう。
絶対、朝には公開するするとわかっているのに・・・・
人間の眼は優秀なレンズだ。
近くのものを見つめると、その背景からの情報を脳に伝えることをやめる。
六本木のAxisビルのこの店は、クルマ関係のグッズを売っているのだが、時々美しくレストアされた旧車をおいていて、目が覚める思いを味わえる。
実際に走れるクルマではないのかもしれないが、眼福に預かれるだけでも、素晴らしいサービス。
クルマ好きなら、ぜひ足を向けて欲しい場所の一つ。
モノクロで撮るなら曇天がいいね。
たまに後ろを顧みることは重要だ。
正面だけを見るのではなく。
前後左右を同時に確認して、さらに速度を落とさない。
写真は、光と影で全てを表現する。まるで1と2によって全てを算出する二進法のように。
そう、まるでコンピュータのように。
オフィスのすぐそばの小さな修理工場には、ほぼ毎日古くてイカしたクルマがやってくる。
別に意図した訳でないけれど、グリーンが妙に並んだスナップ。
普段眺めているだけでは気がつかないが、こうしてフレームに収めてみることで、全体の中の部分に眼がいく。起業家とは、日常的なさまざまな不便や不満に着目し、それらに対する解決方法を生み出すことで事業と成す。
その発見のためには、いろいろな角度で見て、構図を作ることでフレームに事象を正しくはめ込み、そしてその中から重要なポイントやエッセンスを抽出する。
これらの作業はカメラを扱うこととよく似ている。
構図を決めて、強調したいポイントに焦点を当ててピントを合わせる。色味や明るさや後でどうにでもなるが、下手な構図とピンボケはそうはいかない。
ちなみに、このサイトでアップしている写真のほとんどはGRで撮影して、その画質にも操作感にも不満はないが、改めて同じ条件で一眼レフ(愛用しているのはキヤノン EOS 5D Mark III)、しかもそれなりにいいレンズで撮影した写真とを比べてみると、やはり大きな差があるのに驚く。比べてみなければ分からないことなのだが。
良いセンスと正しいスキルを持ってしても、やはりカメラの差を埋めることは難しい。同じように良いアイデアと優れた執行能力を持っていたとしても、集めたチームや資金力に差があればなかなか勝てない。逆に言えば、良い写真を撮ろうと思えば機材には奢るべきだし、なるべく多くの資金を一刻も早く集めて、チーム作りに全力を挙げるべき、ということだ。
暑かった。
ひたすら。
暑かった。
ミーティングが一つキャンセルになったので、少しゆっくりランチを摂る時間をとれた。
ベジタリアン向きのオーガニックカフェにうっかり入ってしまったが、豆腐ハンバーグで意外に満足。
目黒にて。
終わり良ければすべて良し、なり。
昼間と比べて、だいぶ暑さが和らいだ。風も優しく涼しく感じる。