モバイルオンリー世代によるWebデザインの死
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Wordpressの、戦略転換


先日見かけたある記事で、WordPressを保有するベンチャー企業AutomatticのCEOのコメントが気になった。

WordPressはオープンソース型CMSとして無償配布していると同時に、SaaSとしてWordPress.com経由でWebサイトをオープンできるような仕組みを提供している。シェア的にはほぼ半々とのことだが、このシェアは数年で大きくバランスを崩して自社サーバ上でWordPressをホストする企業がほとんどになるというのである。

WixやWeeblyなどWeb構築サービスを提供するベンチャー企業が躍進しているらしいが、彼らの多くはWordPress.comと同様に自社のWebサービス上へCMSを置き、広くユーザーに提供している。Automatticとしては、WordPress.comで勝負するのではなく、オープンソースを配布し、プラグイン提供やサポートで利益を出すディストリビューション型ビジネスに特化していくというわけだ。つまりAutomatticは、大企業を中心としたビジネスモデルにフォーカスをあてるということだろう。

ご存じかと思うが、WordPressは2015年時点で多くの主要Webサイトが採用している世界最大規模のCMSだ。もとはブログ構築システムだったが、さまざまなプラグインツールやテンプレートの拡張により、大規模な企業サイトの構築からコンテンツ管理をまかなえるCMSへと成長した。ブログの領域ではMovableTypeの後塵を拝していたものの、企業向けのCMS分野への進出を契機にやがて逆転し、現在では圧倒的な差をつけている。

台頭著しいWixやWeebly、SquareSpaceなどのWeb構築サービス企業は、基本的には中小企業向けのサービスといえる。というより、大企業はどうしても自分たちが直接管理するサーバ環境にWebサイトを置きたいという欲求が強いので、必然的に彼らを避けがちだ。

Automatticは、彼ら新興企業との直接対決を避けると同時に、みずからの陣地を固く守り、侵入を妨げる戦略をとろうというのだろう。そのために、Automatticは1.6億ドルもの巨額の資金調達で兵站の充実を図っている。

資金力の充実に勤しむ各陣営

もともとWordPress.comにしてもそのほかのSaaS型Webサイト構築サービスも、一般企業やユーザーがサーバを購入したり、データセンターの契約を行なう手間やコストをなくすことで、Web制作会社やホスティングサービス企業を無力化しようというビジネスモデルだ。しかし、最近ではAWS(Amazon Web Services)をはじめとするクラウドコンピューティングのプロバイダが急増し、企業が自前のサーバやネットワークをもつことに躊躇する必要がなくなっている。Automatticとしては、そうしたクラウド環境の充実という時代が自社の後押しをすると考えているのだ。

スマホ重視によるWebデザインの制限

Web制作に関わる仕事をされている方も多いと思うが、HTMLやCSSなどの基本知識はいつまでも必要かもしれないものの、それらを巧妙に駆使してWebサイトをつくり込んでいく時代は、ほぼ終わりかけている。

現在ではWordPressを使いこなすか、そのほかのWeb構築サービスを使うかという二択の、新しい時代が近づいている。逆にいうと、HTMLやCSSなどの基本的な知識でさえもブラックボックス化されてきているが、そのぶん画像や動画などの撮影から編集、加工の技術という、よりプリミティブな領域の重要性があがっているといえるのではないか。

つまりWebサイト全体の設計やデザインは、さほど重要でなくなる。ただでさえスマートフォンでしかWebサイトを見ない層が増えており、狭い画面で複雑なデザインは鬱陶しいだけになっている。ということは、即座に情報をつかみやすく、関心を引きやすい写真や動画のつくり方・使い方に再び焦点があたる時代へと、業界が変わりゆくのではないか。

歴史を感じる小径
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ここはドイツ大使館の脇道だ。

ベルリンの壁崩壊から25年ということで、壁に歴史をたどるような写真が飾られている。

ベルリンの壁の崩壊は、東西ドイツ統一への直接的なきっかけになった。それを加速させたのはテレビ中継だった。つまりメディアの進化が社会変革を促した。

TwitterやFacebookの普及が、ジャスミン革命などの後押しに繋がったことは有名な話だが、次にたそうしたリアルなソーシャルストリームの流れを速めるのは、どんなメディアだろうか。

コミュニケーションは双方向でなければ成立しないんだが。
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写真は、見ればわかるが狛犬だ。彼らは阿吽、つまり口を開けている方と、閉じている方がいる。
前者を「阿形:あぎょう」、後者を「吽形:うんぎょう」と呼ぶ。寺院にある仁王像も同じで、必ず阿吽の一対で成立している。

阿吽とは呼吸のことであり、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音だ。つまり、阿吽とは宇宙の始まりと終わりを表す言葉である。

要するに、宇宙というか世界を表現する短い言葉でさえも、ちゃんと対を成している。コミュニケーションもそうだし、ビジネス上のコレスポンデンスもそうだし、開いたら閉じないとならないんだが、なにかと開きっぱなし、閉じっぱなしで対をなさないまま空に浮く事柄が多い。

要するにだ、僕はちょっと今日は腹を立てているのである。
腹を立てているので、ここに書くことで、この写真の吽形の狛犬のように、意識して口を閉じるのである。で、仕事に戻るのである。

可愛いよりセクシーが好き。早いより速い方が好き。それに釣り合うように自分を高めることが男の本懐だと思っていたけど、最近は違うらしい。
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写真は、46worksというカスタムチューナーの作品群。

特に左端の黒いBMWは、やばすぎる。60年代のヨーロッパに端を発した「カフェレーサー」と呼ばれるカスタム手法の典型的なスタイルなのだが、クラシックでありながら近未来的な造形美は思わず涎が出そうなほどだ。

こういうのって、バイクに乗らない人や女性にはわかりづらいのだろうか?
大抵の女子なら大好きであろうブランドバッグやジュエリーになら、男にだってその美しさに心奪われると思うのだけど、キカイ(乗り物とか武器など、男子が好きな無骨な機械)に対する憧れを共有してくれる女の子はほんと少ない気がする。いや、女の子だけではなく、最近の若い男の子もクルマ好き・バイク好きが相当減っているので、話がかみ合わなくなってしまっているんだよな。

カメラとか、クルマとか、バイクとか、自分の力をエンハンスしてくれるような道具に憧れる、それらを使いこなし、自分のものにする、さらに優れたキカイを手に入れていきたい、そしてそれに合わせて自分も高めたい、そういう気分は、日本を先進国に高めていった原動力なんだと思うのだけどな。

2015年1月1日:ワイドオープン宣言
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薄曇りの合間から覗く太陽は、ほんの少しでもチャンスがあるならば、それを捉えてみせるという意志の象徴だと思える。

2015年1月現在、リボルバーの常勤社員は僕を入れて6名。社名通りならば、弾は十分に装填されたということになるw。あとは十分に的を狙って引き金を絞るだけだ。

僕はテックベンチャーである限り、二つのフローを重要視する必要があると常々思っている。それはキャッシュフローとテックフローだ。キャッシュフローに関しては説明はいらないだろう。世界中の経営者は、キャッシュフローをポジティブにすることを念願として経営にあたっている。
同時に僕たちテックベンチャーが重視すべきなのは、テックフローだ。テックフローとは、自社で作り上げたサービスやプロダクトがお金を生み始めることだ。受託の場合、お金を得るために物を作り、またお金を払ってくれるクライアントを探してから物を作る、その繰り返しだが、それでは常にテックフローは赤字のままだ。テックフローを黒字にするには、自社で作り上げたサービスやプロダクトが売れることが肝心だ。つまり、作ったモノがお金を生む。それがテックフローであり、そのお金がコストを上回っていくことがテックフローがポジティブになるということである。

キャッシュフローをポジティブにしようと必死になることで、受託に走るベンチャーは多いが、それではいつまでたってもテックフローはポジティブにならない。それでは結局スケールしない。

僕たちリボルバーはテックベンチャーとして、テックフローをポジティブにすることをまず目指し、その結果としてキャッシュフローをポジティブにする。そうすれば自然とスケールする。

従って、2015年の目標は、テックフローをポジティブにすること、である。そのために、必要な努力を2014年にしてきたつもりだ。

僕たちはRevolverというオウンドメディア構築プラットフォームを開発してきた。同時にRevolver上にDinoという新しいメディアを創ることを目指している。2015年は、RevolverおよびDinoによるテックフローを最大化する。そのためにはどんな労苦も惜しまないだろう。

どんな局面でも全開に。常に右手はスロットルを振り絞る。ワイドオープンに、開けて開けて開けまくる。

2014年12月31日。少しくらいは振り返ってみよう、今年一年を。
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写真は若かりしのマーク・アンドリーセンだ。
彼を天才エンジニアもしくは若き起業家として知る人は、最近のスタートアップの経営者にはほとんどいまい。たいていは坊主頭で太った姿と、辛口なコメントで知られるやり手の投資家というイメージだろう。

すべてが順風満帆に見える彼にだって、頭を抱えて苦悩する時期はあったのだ。
ならば僕ら凡人にはトラブルやストレスを人生の伴侶のように扱いながら生きていく、ということしかできまい。

2014年は公私ともに、いろいろと苦労が多かった。途方にくれる、とまではいかなくても、解決できない複数の問題を前に、深くため息をつきたい夜は少なくなかったのだ。

その状況が変わったのは、秋の訪れを感じ始めたときだった。
今年の夏はいきなり終わって秋へと変わったが、それと同じように、僕にとっての風向きも夏の終わりとともに急に好転した。結果として、今年の後半は、来年以降思い切って勝負をかけるための準備期間となったのだ。

そのきっかけは少年の頃からの憧れのバイクを手に入れたことだったかもしれない。
というよりも、不意にやってきたそのバイクを手にいれるチャンスを、一瞬のためらいもなく捕まえて、買うことを決意できたことが風向きを変えたような気がする。欲しいものがあれば、躊躇なく手を伸ばし掴む。シンプルでストレートな想いは少年のそれだ。

その気分が自分にもまだ残っており、しかも、実際に手に入れたバイクに対する偏愛が、時間がたつほどに深く強くなることに、僕は非常に満足した。思い通りに加速する、その感覚を取り戻したのだ。

よく言うことだが、バイクにはバックギアができない。後退できないのだ。
そして、バイクは車のようにハンドルを回して曲がるのではなく、自ら体重を移動してバランスを崩すことで曲がる。そもそもリスクを取らない限り、バイクを走らせることができないのだ。

スタートアップもまた、リスクをとって冒険しなければならない。そうでなければただの凡庸な零細企業だ。
バイク乗りとして、新しい市場を作り出す起業家として、情熱に背中を押されてひたすら前に出る。その姿勢を、改めて僕は取り始めている。目を閉じると、右手は仮想のスロットルをワイドオープンに捻る。どんな問題が起きようが、どんな不確実な未来が待っていようが、一瞬で右手が動き、左足はギアをいれる。その瞬間に気持ちがドライブし、加速し始めるのだ。

2015年は、ワイドオープン。
開けて、開けて、開けて。

memento moriを忘れない(今日のリボルバー)
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リボルバーもだいぶ、会社ぽくなってきたんだ、リアルのね。

いままではクラウドこそわが棲み家みたいなノリがあって、オフィスは便宜上持ってはいたものの(郵便物とか電話とかのためにね)、実際はみな在宅のスーパーリモートだったわけで。物理的にオフィスを構えることに、ちょっと不安もあったんだけど、いざ必要なファシリティを色々揃えてみると、いやこれが居心地がいい。

僕自身、クリエイターでありプロデューサーであると同時に、当たり前ながら社長業もこれまで以上に意識的にやらなければならないという自覚が出てきているね。

自分自身が仕事をしやすいというのはもちろんだけど、他のメンバーが集中して業務をこなし、幸福な自己実現を果たしてもらえるような手配をしていかなければならないと強く思う、オフィスにいると。

それでもね、根性はいつだってアナーキーでパンクだってことは忘れたくない。
memento mori、そういう気分を忘れて「社長」でございます、という顔を浮かべてたら、誰か殴ってくれ。

だからリボルバーには、ところどころにこうしてスカルグッズが隠してあるのさ。

ちょっと違った感σ^_^;を感じたときに、あなたならどうする?
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昨夜パートナー会社との忘年会というか会食で、好きで選んだはずのモノやヒトに、時間置いてみるとなんか違うと感じてしまったときの、苛立ちというか困惑というかやるせなさといった気分について、しばらく話の花が咲いた。

このときの対象はクルマのことだったのだが、冒頭に書いたように、いろいろなモノ、場合によっては恋の相手や、当然仕事のパートナー(笑)についても言えることだろう。

昨夜の話では、しばらく乗ってはみたものの、疎遠になり、エンジンをかけることさえ稀になった挙句に、結局手放して別のクルマを買い直した、という実に"男らしいw"選択に落ち着いたというオチだったが、実際には逡巡の期間はたいてい長く、「なんか違った感」にさいなまれながら、無駄に時間だけが過ぎていくことが多いだろう。

なぜかというと、これまで使った時間やお金といった費用、すなわちサンクコストを惜しんでしまったり、新しいモノや相手を探し選ぶためのスイッチングコストを考えてしまうからだ。

それでも、なんか違った感に心削られていく時間は、自分にとっても相手にとっても不幸だ。

人生は長くないから、「やはりコレだよ!感」を与えてくれる対象を選び直すことが大事だろう。同時にそれは相手にも、別のよい相手を探すチャンスをわたすことなのだ。仮にそれがクルマのような無機質な機械であっても、やはり愛してくれる相手にめぐり合わなければこの世に存在する意義を見出せないというものである。

孤独を愛するバイク乗りの独り言、と言ってもカッコはつかない。
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三連休の合間の話なのだが、洗車後の愛馬を乾かす目的もあって、サクッとオフィス近くのカフェまで乗りつけたのだ。
すると店長らしき人が話しかけてきて、それはどこのなんというバイクかと聞くので車名を言うと、「やっぱりそうですか、初めて実物を見ました」と喜び、近くにいた店員にも声をかけた。

オーナーとしてはくすぐったいような嬉しいような、なんとも言えない気分のひとときなのだが、考えてみると三連休で生身の人と、買い物や食事の注文以外で行った会話はこれだけだと、後から気づいた。
好きでひきこもっていたわけではないが、今になって反省している。

あなたはバスを乗り換えるか、それとも降りるか。
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人はみな、バスに乗っている。人生のバスだ。
時々に応じてバスを乗り換えることで、ある程度行く先を選択することはできる。それでも、やはり基本的には設定された行く先の中からのチョイスであることは変わりない。それがいやなら、バスを降りるほかない。

バスを降りて、自分だけの道を探すことは自由だ。歩くのもいいし、他の乗り物に乗り換えるのもいい。それも自由である。

僕はとうの昔にバスを降りた。それも相当に大きなバスだった。道に迷ってまたバスに乗ったが、やはりまた降りた。
そしていま、今度は自分で自分のバスを作り、そこに乗り込みたいメンバーを探している、というわけだ。

成功を約束する、正しい「死ぬ気で働く」方法?常にハイテンション&リラックス維持の秘訣 | ビジネスジャーナル
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http://biz-journal.jp/2014/11/post_6497.html

最近、一人のベンチャーキャピタリストがベンチャー、スタートアップの経営者に対して「残業代とか週休二日などと甘いことを言わずに死ぬ気で働け」といった趣旨の発言をしたことが、インターネット上で話題になっている。
 起業家自身が檄を飛ばすためにする発言ならまだしも、投資をする側の発言としては、やや反発する気持ちを抑えられない。
 もちろん、起業家や起業予備軍ならば死ぬ気で働くというのはマスト条件であることは確かだ。問題は、それをどうやって“死なずに”成功するまで働き続けられるか、ということだ。ハイテンションで仕事をしていると、当然ストレスもたまる。スタートアップはつらいことばかり、問題ばかりに直面するから、心が折れそうになることも多々あるだろう。だからこそ、今回は死ぬ気で働く、いや働き続けるための秘訣を紹介したい。

●実話に基づくエンターテインメントから学ぶ人生の秘訣

 皆さんは『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(パラマウント映画)をご覧になっただろうか?
 本作は、主演のレオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組み、大ヒットした作品だ。
 ディカプリオ演じる主人公は、強烈なハイテンションと魅惑的な話術を巧みに操り、急激に米ウォール街でのし上がった株式ブローカーである。
 1987年10月19日(月)に起きた、「ブラックマンデー(=暗黒の月曜日)」と呼ばれる史上最大規模の世界的株価大暴落によって職を失った主人公だったが、ペニー株(ほとんど価値を持たないクズ株)を売りつけて、客を損させることを厭わない悪徳商法で大金持ちになった。
 覚醒剤と売春婦、そして金。「日本でもバブル期には似たような輩が多く存在しただろう」という連想さえさせる、どうしようもない反社会的な人物の半世紀を描いた作品だ。

しかしながら、この映画からは、登場人物たちの背徳的な日常からも、成功する人間に共通したシンプルな秘訣を学ぶことができるのだ。
 それは、
・いつでもリラックスしていること
・常にハイテンションでがむしゃらに働くこと
・ストレスをためない方法を身につけること
の3つだ。

●常にリラックスすること
 作品の冒頭で、最初に就職した由緒ある証券会社の上司役として、マッチョで知られる俳優のマシュー・マコノヒーが登場する。『リンカーン弁護士』(日活)、『評決のとき』(日本ヘラルド映画)などで知られる。最新作の『ダラス・バイヤーズクラブ』(ファインフィルムズ)では、HIV感染者を演じて第86回アカデミー賞主演男優賞を獲得するなど、演技力でも高い評価を受けている。
 マシューが画面上に姿を見せるのは冒頭の数分だけで、ほぼカメオ出演(短い時間の出演、スーパーエキストラ)なのだが、非常に強烈な印象を観る者に与えてくれる。マシュー演じる登場人物は、コカインと売春婦をこよなく愛し、常にハイテンションで陽気だ。昼間から酒を飲み、クスリを摂取する。しかし営業成績は抜群で、常に上等なスーツを着こなす。
 彼はまだウブなディカプリオに対して、その後の作品全編にわたって展開されるすべての行動を裏付ける「教え」を授けるのだ。
 その教えとは、常にリラックスすること。24時間365日数字に追われ、休む間もなく働くときに、常にテンションを高く保たなければやっていられない。だからこそ、そのハイテンションを続けるためにリラックスしている必要があるという。
 しかし、力みながらも力を抜くのは至難の業。「どうやってやればいい?」という問いに対してマシューは、コカインと自慰(もしくは性行為)だと答え、トイレに行くたびにやれ、と指導する。そうやってリラックスとハイテンションを両立させなければ、株屋の最後は自殺か鬱だ、と彼は教えるのである。

●リラックスとハイテンションを両立させる方法を探せ
 現実にマシューの教えを言われるままに実践したら、あっさりと人生を持ち崩すからやめたほうがいい。
 しかし、賢い人ならば、どんな情報や事実からも本質を抽出する。マシューの過激な教えの最大のポイントは、「常にリラックスすること」そして「ハイテンションで働き続けろ」ということだ。これができれば、成功は約束されたようなものだ。
 実際、ソフトバンクの孫正義社長や、Amazonのジェフ・ベゾスCEOなど、世界の大成功者をみても、常に楽しそうであり、かつハードワーカーだ。
 そして、矛盾するこの2つの心理状態を維持するための方法として、マシュー演じる上司は反社会的なやり方を教えるわけだが、ここは各自で応用して自分なりにアレンジした方法を見つける必要がある。
 例えば体を鍛えるとか、自動車やバイクなどの趣味に没頭するのもいいだろう。あるいは過度な喫煙や飲酒、不要なモノまで買い込んでしまう買い物中毒のように、一見すると悪癖のように思われる行為も、周囲に迷惑をかけない限りは許されるだろう。
 要は、自分だけのテンションリリース、つまりストレスを解放するなんらかの手段を探し出し、身につけることでリラックス状態とハイテンション状態を両立させ、それによってハードワークを成立させる。難しいが、多くの成功者をみれば、この単純な教えの実践者であることは一目瞭然だろう。
 あなたにとっての、リラックスとハイテンションを両立させるための秘訣はなんだろう。是非、共有していただきたいものだ。

Happy Halloween in 2014
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写真は差し入れてもらったパンプキンのシュークリーム。
今年のハロウィンはこのくらいで許してやろう。

常に多忙をかこっているわけだが、今年、というかこの半年はとにかく忙しい。日常業務と複数のプロジェクトが同時に走っているからだが、特にまたこの1ヶ月はオフィス移転作業など物理的な制約が加わり、どうしようもないくらい時間がない。
自他共に(他が誰を指すかは知らないw)ハロウィン好きな僕としては、毎年毎年ジャック(King of Halloween)を目指したいわけなんだが、そんな面白いことをできたためしはなく、そして今年は街に繰り出して仮装した若者たちの行列に加わることも眺めることもできそうにない。

写真は、昨日差し入れてもらったパンプキンのシュークリーム。
今年のハロウィンはこのくらいで許してやるよ。

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